カンモンシロアリ
生態はヤマトシロアリとほぼ等しいですが、やや乾燥に強く天井にまで被害が及ぶことがあります。
最大の特徴は羽アリの群飛がヤマトシロアリよりもかなり早い2月下旬から4月の日中であることです。
関門海峡を挟む山口県西部(下関から宇部)と福岡県遠賀町の合田の地域に生息が限られています。
ダイコクシロアリ
現在のところ奄美大島以南に分布しており、日本本土では発見されておりませんが、沖縄県ではかなりの被害があり今後本土に侵入する恐れがあります。カンザイシロアリの一種で、被害状況や加害習性はアメリカカンザイシロアリによく似
ています。
シロアリとアリの違い
シロアリは名前や形、大きさ、生活様式などががアリの似ていてすが、アリとはまったく違った種類の昆虫で、アリの仲間ではありません。シロアリとアリは次の点で簡単に見分けられます。
@アリの触角は「く」の字状をしていますが、シロアリの触角は真珠のネックレスのように数珠状をしています。
Aアリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさで同じ形をしています。
Cアリは腰の部分がハチのように細くくびれていますが、シロアリは細くなっておりません。